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エアコン2027年問題|買い替え予定なら今動くべき理由とおすすめ4シリーズ

2027年4月の省エネ基準引き上げ、価格上昇と夏の工事混雑を解説。買い替えるべき条件と、三菱Z/GE・ダイキンA/Eを畳数別に選べます。

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結論:2026年から2027年に買い替える予定があるなら、今すぐ機種選びと工事予約を進めるべきです。 2027年4月に省エネ基準が引き上げられ、メーカーは高効率機への切り替えを進めています。高効率化に伴う本体価格の上昇が見込まれるうえ、エアコン工事は6〜8月に依頼が集中します。故障してから探すと、希望機種と工事日の両方を選びにくくなります。

特に、使用開始から10年前後、冷えにくい、異音・水漏れがある、真夏に止まると困る家庭は先送りしないでください。まず販売店の現地見積もりを取り、本体・標準工事・追加工事・撤去・リサイクルを含む総額で決めます。

エアコン2027年問題で変わること

家庭用壁掛けエアコンの対象区分では、2027年4月から新しい省エネ基準が始まります。資源エネルギー庁は、対象区分で2016年度比約13.7%の効率改善を見込んでいます。現行のスタンダードモデルの約7割が新基準未達とする業界情報や報道もあり、メーカー各社が商品構成を高効率機へ移しているのは事実です。

ただし、「基準未達の約7割が製造禁止になる」という説明は誤りです。資源エネルギー庁は、基準値を満たさない製品の製造・出荷を禁止する制度ではないと明記しています。メーカーが年度内に出荷する製品全体を、出荷台数を踏まえた平均値で評価する制度です。基準未達の在庫品も2027年4月以降に販売できます。

国の試算では、新基準達成製品は現行基準の製品より、6畳用で年間約2,760円、14畳用で年間約12,600円の光熱費削減が見込まれます。平均使用年数14年では、それぞれ約4万円、約18万円です。購入時は本体価格だけでなく、使用期間中の電気代まで含めて比較します。

現行品は将来、修理できなくなる可能性がある

2027年度基準が始まった瞬間に修理できなくなるわけではありません。しかし、メーカーが新基準対応機へ切り替えると、現在販売されている機種は順次生産終了となります。三菱電機とダイキンは、ルームエアコンの補修用性能部品の保有期間を製造打ち切り後10年と案内しています。

保有期間を過ぎた機種や必要部品の在庫がなくなった機種は、故障箇所によって修理できません。現行機種も生産終了後は少しずつ修理条件が厳しくなるため、すでに10年前後使っているエアコンは、故障して部品が見つからなくなる前に買い替える方が安全です。

エアコンの価格帯は上がる方向にある

新基準へ対応するには、熱交換器、圧縮機、制御部品などの高効率化が必要です。部品と開発のコストが増え、メーカーの商品構成も高効率機中心へ移るため、エアコンの本体価格は上がる方向にあります。

特に影響を受けるのは、現在の低価格なスタンダードモデルです。新基準未達モデルの比率が高い価格帯では選択肢が減り、売り場の最安帯も上がります。2026年から2027年に買う予定なら、値上がりと機種切り替えを待たず、現行品を選べるうちに買うべきです。

本体価格だけでなく、標準工事、配管延長、化粧カバー、200V切替、専用回路、既存機の取り外し、リサイクル料金を含む支払総額を確認してください。本体が安くても追加工事が多ければ、最終的な支払額は高くなります。

工事は夏に集中する。買うなら工事日を先に押さえる

ダイキンの調査ではエアコン工事は6〜8月が最多です。東京都も、夏季は故障・修理・設置の依頼が集中し、対応まで多くの日数を要することがあると注意しています。7月に故障してから動くのでは遅く、在庫があってもすぐ設置できるとは限りません。

買い替えを決めたら、機種の価格だけを見続けず、設置場所の写真と既存機の型番を販売店へ渡し、追加工事の有無と最短工事日を確認してください。比較する順番は「設置可能か」「工事日はいつか」「総額はいくらか」「必要な機能があるか」です。

畳数、電圧、断熱性能、設置条件から決める詳しい手順は、エアコンの選び方|畳数・電圧・工事で失敗しない確認項目で解説します。

東京都民は、登録販売店と対象型番を選ぶことで東京ゼロエミポイントの店頭値引きを受けられる場合があります。通常買い替え、製造から15年超の家電、ゼロエミ8万円の対象条件は、ゼロエミ8万円の対象家電・条件・値引額にまとめています。

おすすめモデルは三菱Z・GEとダイキンA・E

おすすめは、三菱電機の霧ヶ峰ZシリーズとGEシリーズ、ダイキンのAシリーズとEシリーズです。リビング用の上位機と、寝室・個室用のスタンダード機を両社から選べます。

おすすめモデル 選ぶ理由 おすすめの設置場所
三菱 Z 省エネ、再熱除湿、センサー、手入れ性能が充実 リビング
三菱 GE 基本機能とはずせるボディを備えた標準機 寝室・子ども部屋
ダイキン A 湿度制御、気流制御、内部清潔機能が充実 リビング
ダイキン E コンパクトで基本機能を押さえた標準機 寝室・個室

三菱はZシリーズとGEシリーズのどちらを選ぶ?

比較軸 霧ヶ峰 Zシリーズ 霧ヶ峰 GEシリーズ
位置づけ プレミアムモデル スタンダードモデル
センサー・制御 人や室内の温度を測る高度なセンサー制御 床温度を見るフロアアイ
省エネ 予測制御や不在時の自動停止などが充実 ハイブリッド運転で冷房と送風を切り替え
清潔 フィルター自動掃除、よごれんボディ、おまかせボディ おまかせボディ、清潔コート熱交換器
自分での手入れ フラップとフィルター掃除機構まで取り外し可能 前面パネルやフラップを外して奥を掃除可能
除湿 肌寒さを抑える再熱除湿 弱冷房方式の3モード除湿
向く条件 長時間運転、省エネ、除湿、手入れを重視 初期費用と基本機能を優先

Zシリーズは単に「最上位だからよい」のではなく、長時間使うリビング、梅雨時の除湿、フィルター掃除の負担、複数人への気流制御まで重視する場合に差が出ます。GEシリーズも前面パネルやフラップを外せる「はずせるボディ」と内部清潔機能を備え、機能を絞って総額を抑えたい部屋の候補になります。

GE・R・ZWの3段階と6・10・12・14畳の商品ページは、三菱GE・R・ZWの違いにまとめました。

ダイキンはAシリーズとEシリーズのどちらを選ぶ?

比較軸 Aシリーズ Eシリーズ
位置づけ ハイグレードモデル スタンダードモデル
冷房・除湿 プレミアム冷房、さらら除湿 9段階セレクトドライ
気流 サーキュレーション気流、垂直気流 上下方向を中心とした基本的な気流制御
省エネ制御 温度・湿度を見ながら節電自動運転 基本的な自動運転
内部清潔 水内部クリーン、ストリーマ内部クリーン 水内部クリーン、ストリーマ内部クリーン
向く条件 長時間運転、湿度、気流、省エネを重視 寝室や個室で基本機能と総額を優先

AシリーズとEシリーズは、どちらも結露水を利用する水内部クリーンとストリーマ内部クリーンを備えます。違いは清潔機能の有無だけではなく、Aシリーズの湿度制御、快適気流、節電自動運転といった運転中の快適性です。

リビングで長時間使い、冷えた後の蒸し暑さや足元の暖まり方まで重視するならAシリーズ。寝室・子ども部屋などで機能を絞り、室内機のコンパクトさと総額を優先するならEシリーズが比較しやすい選択です。

E・C・Aの3段階と6・10・12・14畳の商品ページは、ダイキンE・C・Aの違いにまとめました。

6・10・12・14畳は部屋の広さだけで決めない

「主に○畳」は、一定条件での能力の目安です。同じ12畳でも、木造か鉄筋か、断熱・気密性能、最上階、西日、大きな窓、吹き抜け、キッチンとの一体空間で必要能力が変わります。

14畳用では200V機が多く、12畳用にも100Vと200Vの選択肢があるシリーズがあります。注文前に、コンセント形状、電圧、専用回路、室内機と室外機の寸法、配管穴、室外機周囲の放熱スペースを確認してください。

次のどれかに当てはまるなら、買い替えを進める

  • 使用開始から10年前後が経過している
  • 冷えにくい、異音、水漏れ、焦げ臭さなどがある
  • 真夏に故障すると生活への影響が大きい
  • 2026年から2027年に買い替える予定がある
  • 寝室、子ども部屋、高齢者の部屋で停止を避けたい
  • 夏の工事待ちを避けたい

1つでも当てはまるなら、今日やることは販売店への見積もり依頼です。現在の機種が新しく正常なら交換は不要ですが、買い替え時期が近い家庭は2027年まで待つ必要がありません。

購入前チェック

  • 既存エアコンの製造年と型番を確認した
  • 部屋の断熱・日射・窓・間取りを販売店へ伝えた
  • 本体価格ではなく工事・撤去・リサイクル込み総額を確認した
  • 100V・200Vとコンセント形状を確認した
  • 室内機・室外機の設置寸法を測った
  • Z/GEまたはA/Eの機能差を必要性で選んだ
  • 本体のみか工事セットか、販売地域、追加工事条件を確認した

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